東京大学大気海洋研究所・国際沿岸海洋研究センター 生物資源再生分野

研 究 内 容

生物資源再生分野が所属する国際沿岸海洋研究センターは岩手県大槌町にありますが、2011年3月の津波によって壊滅的な被害を受けました。そのため、センターに所属する教員・スタッフ・学生の多くは現在、柏キャンパス内に研究室を持ち、東北の研究フィールドに通いながら研究活動を行っています。2017年3月に新センターの完成予定です。

貝類・甲殻類・棘皮動物などの底生生物の生態学的研究

(担当:河村和彦

藻場、干潟の生物群集構造や食物網構造を理解し、生態系の変動機構を解明するための前提として、貝類、甲殻類、棘皮動物などの沿岸生態系の主要構成者である底生生物の生体研究を進めています。

藻場や干潟の生物群集・食物網構造の研究

(担当:河村和彦

地震や津波が沿岸生態系に与えた影響、撹乱後の二次遷移過程とその機構を明らかにするために、藻場や干潟の生物群集構造、食物網構造、構成生物の種間関係の研究を行っています。東北マリン拠点形成事業のテーマでもあります。

サケ科魚類の行動生態学的研究

(担当:北川貴士

バイオロギング、室内実験、漁獲資料解析、海洋環境データ解析、稚魚分布調査、食性調査、安定同位体分析などより、サケ科魚類の三陸沿岸の利用状況の把握と、二次遷移過程に伴う生態や回帰率の変化などを調査していきます。東北マリン拠点形成事業のテーマでもあります。

マグロ・カツオ属魚類の行動生態学・体温生理学的研究

(担当:北川貴士

マグロ・カツオ属魚類の回遊・遊泳行動生態についてバイオロギング計測、地球温暖化の海水温上昇に伴う生息域の変化予測、卵・仔魚の輸送過程、体温生理に関する数理解析学的研究なども展開していきます。集団としての動態をモニター出来るバイオロギング・システムを開発しています。

個別の研究テーマについては、研究室メンバーの個人ページをご覧ください。
また東北マリン拠点形成事業も参考にしてください。